会長挨拶

時の流れの中で考えたこと

石川県公立小中学校教育事務研究会長 中出 一

 みなさん、こんにちは。今年度、会長を務めることになりました中出 一と申します。諸先輩方が築き上げてこられた、この歴史ある石川県公立小中学校教育事務研究会の未来を切り開くため、重責に身震いしながらも誠心誠意、職責を果たしてまいりますので、今年一年どうぞよろしくお願いいたします。

 今年、石川県の事務研は60周年という節目を迎えました。
 そこで、今から60年前の時代について調べてみました。昭和34年(西暦1959年)のデータです。

 子供の名前ランキングです。男子は「誠」、女子は「恵子」が一位でした。
二位以下は次のとおり。男子「修、隆、徹、茂」、女子「久美子、智子、美智子、由美子」。あなたのお知り合いの方の名前はありましたか?

 次に、小・中学生の人数の推移についてのグラフですが、60年のあいだに人数がほぼ半減したことがわかります。

 さて、次に石川県の事務研について振り返ってみたいと思います。
本会は、昭和34年4月に石川県学校教育事務研究会として発足しました。
同年8月には、第1回石川県公立学校事務職員研修大会を金沢市で開催しています。詳細は、次のとおりです。(50周年記念誌「道を継ぐ」より)


◆期日:昭和34年8月20日(木)・21日(金)
◆場所:金沢市 六華苑
◆全体会:

内  容 発表地区
・公立学校共済組合諸給付について 金沢市
・「事務総要覧」誌作成にあたってその現状について 金沢市
・学校事務の職務内容は如何にあるべきか 能美郡
・七尾市事務職員研究会の実態ならびに事務職員未配置校の事務について 七尾市
・教育事務職員の給与等は如何なっているか 金沢市
・いわゆる雑務とはどんあものでありどうすべき 金沢市
・事務職員をめぐるいろいろの問題をとりあげて 鹿島郡

◆講演:『教育事務からみた事務職員の職務内容について』
    石川県教育委員会学校教育課主事


 いかがですか。60年前の研究大会について、みなさんはどのような気持ちでご覧になられたでしょうか。

 さて、石川県の事務研の名前の中に、「教育事務」ということばが入っています。ただの「事務」ではなくて「教育事務」です。ここのところに石川県の事務研の会員が大切にすべき理念が込められているのではないかと思っています。

 みなさんは、勤務しているそれぞれの学校において、孤軍奮闘されているのではないでしょうか。教師集団の中にあっては、ひとりの力は、か弱くて(私は強いと思っている方は別ですが)少数派です。だからこそ、各地区や県の事務研の中で縦と横のつながりを持ち、現代風にいえばWeb状(蜘蛛の巣)の関係を構築し、点ではなく大きな面で力と知恵を集約し、当面するさまざまな課題に対処していく必要があると考えます。

 子供たちの明るい笑顔のため、教育の未来のためにお互い頑張っていこうではありませんか。役員一同も皆様と共に歩みたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

(2018/7月記)