令和4年度スタート ~新たなチャレンジ!力強く踏み出そう2~
会長 前川 明美(金沢市立高岡中学校)
石川県公立小中学校教育事務研究会会員の皆様、こんにちは。令和4年度がスタートしてから、早くも1か月が過ぎ、学校にとっては大事な日「5月1日」を経て、ゴールデンウイーク明けとなり、ようやく一息つけた頃でしょうか。
会員の皆様には、日頃より、本会活動に多大なご理解とご協力をいただき、厚く感謝申し上げます。
学校ではGIGAスクール構想の実現が進み、一人一台端末整備によるICT機器活用授業や、オンライン授業、Webによるアンケート調査回答等、様々な教育活動においてICT機器の活用は目覚ましい状況です。教職員についても、オンデマンドやオンライン研修、ZOOM会議等これまでとは違った形態で研修や会議が実施されています。また、働き方改革を目指した総合校務支援システム導入により、事務職員にとっても新たな事務対応が必要となりました。
このような学校教育をめぐる大きな変革の時代において、事務職員が学校教育目標達成に向けて学校運営参画、事務の効率化、事務機能強化、OJTを進めていくためには、「個」としてではなく、《県事務研究会》・《地区研究会》・《共同学校事務室》において「組織」を活かした研究活動と、各「組織」の連携・情報交換が有効であり、今後の新たな事務運営について事務職員が仲間と共に研修し創造していける体制が重要であると考えています。改めて、今の時代に求められる本会の役割と責任を実感しています。
今年度の県事務研が、新しい役員・各部会のメンバーでスタートしました。研修推進委員・情報推進委員を増員し、新たな事務を取り巻く教育環境変化へ対応できる研究会を目指して活動していきます。また、来年度の全事研福井大会分科会発表を見据え、研究委員会を中心に研究を深めていきたいと思います。
今後とも会員・地区研究会の声に耳を傾け、会員相互の繋がりを大切に本会活動を進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。